夕方のニュース番組によると、歴史が好きな女性「歴女」が増えてるとか。
女性はもともと、ベルバラとか歴史物が好きだろうと思ってたら、戦国歴史なのだそうだ。
それまでの歴史小説のイメージが、自分の中で少し変わってきたのは数年前。
「信長の野望」とか「戦国無双」とか、戦国時代を舞台にしたゲームが
増えてきたころから。これまで、聞いたこともなかったような、
マイナーな武将名を見聞きするようになった。
お台場の「デックス東京ビーチ」で、戦国武将グッズなんかを
集めた雑貨屋を見つけて「こんな世界もあるのか」と、感慨深かったのは、
おととしくらいか。
もう、中高年会社員とか経営者が、戦国武将に乱世の生き抜き方を学ぶ、
なんて時代ではなくなっているらしい。
戦国ブームの中心は女性。そう、いまや女性を取り込まないと、ブームはおきない。
だからひこにゃんも、女性受けするゆるキャラだし
今年の大河『天地人』もどこか、女性受けを狙っているような
気がする。
去年の『篤姫』も、男尊女卑思想の象徴みたいな大奥で、贅沢な暮らしは享受しつつ、
伝えられるところとは大いに違う、一見うつけだけど実は思慮深くやさしい夫を慕い、
しっかり「人間として」幕末の世に影響を与えましたよ、みたいなところを強調して、
幕末物は受けないというジンクスを破って高視聴率をたたき出した。
『天地人』も、妻夫木やら阿部寛やらイケメンをこれでもか、というくらいに揃え、
雰囲気も無骨、というより華やかで女性に受けそう。
特に、前回では、わずか5歳で幼年時代の兼継・与六を主家へと奉公に出し、
今回は、母恋しさに大雪の中を戻ってきたわが子を心を鬼にして閉め出した
母・お藤に、感情移入した女性は多かったんじゃないか。
『おしん』の名シーンともかぶったりして(本放送時は見ていないから良く知らないけど)。
それはそれですごく良いことなのだが、
山本勘助(『風林火山』)の無骨が、すこ~し、懐かしかったりして…スコシネ。
それから、後の謙信・上杉輝虎役の阿部寛がまるでゲームキャラなのは、
別のゲームのキャラに見えたGackt謙信への対抗なのだろうか、とも思ったり
して…。
なんにしても、NHKもいろいろと冒険をやってくれるものです。
冒険は良いことです。たとえ、結果はともあれ。
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