文化・芸術

フェルメール…ぽいの。~ヴルヘルム・ハンマースホイ展

見たかったんだよな、ヴィルヘルム・ハンマースホイ。

JR上野駅を出て、文化会館がわから東京都美術館に向かう途中にある

国立西洋美術館。そこで現在開催中なのが

『ウィルヘルム・ハンマースホイ~静かなる詩情』。

「北欧のフェルメール」とは、良く言ったもんだと思う。

前景の女性が後ろむきだったり、奥の部屋のドアが、意味ありげに

開かれていたり。

空間や間に美学を求める、

日本人的完成にどんぴしゃなんだよな、この人。

観にいきたかったんだけど、

もう会期も終わりそうだし(12月7日(日)まで)、

先日『日曜美術館』で紹介されちゃったから、

きっと観客、増えると思う。

日本人は好奇心強いし、向学心も旺盛だから、美術館は大入り満員。

それはいいのだけれど、静かに鑑賞するってのは平日でもまず無理。

最近は金曜日に限って夜8時まで延長されたみたいだけど、

人気のある美術展はいつ行っても多いから。

せめて10時ぐらいまで延長してもらえないだろうか。

週に一回でもいいから。パリのポンピドーセンターみたいに。

そうすれば、土・日の観客はずっと減るだろうに…。

「フェルメールっぽい」といえば、

全然話題になっていないけど

『アンドリュー・ワイエス展』をやっているらしい。

どこがフェルメールかといえば、

「クリスチーナの世界」が女性の後ろ姿だったこととか、

室内を描いたものが多いとか、

光と影の感じが似ているとかいろいろあるけど。

今回は「クリスチーナ」は来ていないようだし、

かなり地味な玄人好みな作品ばかりみたいなので、

観にいくかどうか、ちょっと思案中。

告知ポスターの絵が、あまりにも地味すぎるんだもん。

だいたいポスターに使われるのは、その展示会の目玉だから、

他はそれより地味なやつばかり、ってことになる。

金曜土曜は夜八時半まで入館できるのはよいが、

1400円払って観にいく価値があるかどうか。

こういう地味な 玄人好みの展示会こそ観にいって、

トウキョウの文化レベル向上に貢献すべきなのか。

うーむ。

苦労人だけど玄人じゃないし、そんなディレッターントじゃないし、

金持ちでもないし。

どうしようかな…。

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フェルメール見た?~光の天才画家とデルフトの巨匠~

土曜日、上野の東京都美術館で開催中の

『フェルメール 光の天才画家とデルフトの巨匠たち』を見学。

上野はついこのあいだ、国立科学博物館で『菌類のふしぎ展』を見たばかり。

同じ上野にあるし、距離もたいして離れていないのだけれど。

はしごは正直かなりつらいものがある。体力的にも、気力的にも。

『フェルメール展』は予想通り、入りから30分待ち。8月にはじまって12月まで、

4ヶ月もやってるから少しは人が減ってるかと思いきや、相変わらずの人気。

全世界に37点くらいしか残っていないフェルメールの真作のうち、7枚が一同に

会するというのも目玉なんだろう。

『絵画芸術』のように作品保護って名目で出展できなくなったので、、

『r手紙を書く婦人と召使』が急遽公開されたらしい。

フェルメールの作品7点と、同時期のフランドルの絵画。

かなり充実した内容だけど

前回『フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画』

みたいに、「これ!」という核がないような気がする。

ヘイデンとかホーホみたいに、同時代の作家の良作を、

体系的に見ることができたのはよかったけど。

やっぱりどうももの足りない。

『真珠の耳飾の少女』がきていないのは、わかってたけれど。

もうちょっと規模は小さくても良いから、もうちょっといい作品がきてくれたら、

言うことはなかったのだが。

それに、作品保護のためとはいえ、館内暗すぎる。

オランダの国立博物館とかゴッホ美術館とかは、

自然光がふりそそぐ、あかるい建物で、ゆっくり見てあるけたけど。

日本の展覧会は、人気が高ければ高いほど、見るのも大変なんだな。

『モナ・リザ』のころと、あまりかわってないんだろう。

今回はじめて、タッチペン式の解説システムを体験。

いっそニンテンドーDSでやってくれたらいいのにと思ったのは、

自分だけではないだろう。

でも「真珠の耳飾の少女」やっぱり見たかった…。というか、

最近テレビで見たりプリントをいろいろなとこれでみたりしているので、

なんとなく実物を見た気でいる…。

ハーグのマウリッツハウスには行っていないから、

現地では見ていないはず。

そこで、サイトをいろいろあさっていたら、

どうやら24年前、1984年に東京に「真珠の耳飾の少女」は見ているようだ。

ずいぶん昔の頃だし記憶も定かではないが、

壁にかかっているのを間近でみた覚えがあるような…。

きちんと記録をとっておかないとだめだな、と反省することしきり。

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中身あっての入れ物 ~デジタルアートフェスティバル東京2008~

有明のパナソニックプラザで開催中の、

デジタルアートフェスティバル東京2008を観にいく。

NHKの「デジタルスタジアム」、通称デジスタの優秀作品が展示された、

いうなればデジスタ学園の文化祭みたいなの。

ビデオ作品の他に、インスタレーションがあったり、パフォーマンスがあったり、

ワークショップがあったりとなかなか多彩。それで入場無料!

さすがパナソニック、太っ腹。いやお金を出しているのはNHKなのかな?

いずれにしても、

パナソニックとしては、自慢の大型プラズマテレビの宣伝にもなるし、

ハリウッド映画のBDばっかり流すよりは、デジスタのコンテンツのほうが

目先が変わっていいのだろうし。

NHKも、優秀なデジタルコンテンツ作家の囲い込みができるし、

視聴者にアピールもできるので一石二鳥…なのかな。

いくらテレビの性能が良くなって、衛星放送だのハイビジョンだのになっても、

放送するものがなくては意味ないもんね。内容あっての入れ物、ってのはなにも、

美術館や博物館、音楽ホールに限らない。放送だってそう。

似たようなバラエティや、通販の広告番組ばっかりではもういいかげん、

テレビって媒体自体が見捨てられてしまうぞっていう。

ケーブルテレビを含めると、何十ってチャンネルがあっても、

「見るものがない!!」って思うことが最近とみに増えている。

金払ってなんでわざわざまた、宣伝番組をみなけりゃいけないんさ。

皆様のNHKは、お金もらって番組作ってきた歴史が長いから、

さすがそこのところはよく、わかっていらっしゃる。

文化、芸術、教養はもういわずもがなだが、最近は、

バラエティも結構頑張っている……と思う。昔よりは。

(それに反比例して、語学番組のぶっ壊れ度にちょっとびっくりすることなんかは

あるが)

もう地上派は、NHKとテレ東だけでいいよ…なんて。

ただデジスタも最近ちょっと、「デジスタ臭」みたいのが出てきたかな。

他に同種の番組がないから比べようがないけど、

民法のコマーシャルとかみていて、「あ、これってデジスタっぽい」

って思うようなのをぽつぽつと見かける。

「っぽい」といえば今回のビデオアートのアニメ部門ではなぜか、

押井守っぽいのが目に付いた。

どかが「押井っぽい」かというと、

仰角視点でゆっくりと流れる

空が多めの都会の風景とか、

夕暮れとか鉄塔とか鳥とか。

都会の憂愁を表現しようとすると、どうしても

そんなふうになってしまうのかな。

そういえば

第23回デジタルコンテンツグランプリ
デジタルクリエイターズコンペティション2008
映像甲子園2008

で、「スカイ・クロラ」が優秀賞をゲット。

http://www.dcaj.org/news/dcg2008/index.html

興行成績あまり芳しくなかったようなので、

最後のご褒美ってとこかな。せめてDVDは売れてほしい。

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かもすぞ~!!  ―― 「菌類のふしぎ」展ともやしもん@国立科学博物館

芸術の秋だからってわけではないけど、上野の森に行ってきました。

地下鉄千代田線大手町駅のでっかい広告で気になっていた、「菌類のふしぎ」展。

A..オリゼー大写しのアレです。

もやしもん VOL.1 通常版

『もやしもん』は、コミックを読んでいたわけでもなく、 アニメもやってるのは知っていたけ

れど、フジの「ノイタメ」より深夜 なので未見。ちょっと 事情があって、先日やっとコミック

大人買いしたニワカです。

さて、国立科学博物館は年に2~3度くらいは足を運んでいるのですが、

今回初めてじゃないっすかねぇ。コミックの販売コーナーがあったの。

本来は青年雑誌掲載のマンガだから、キャラが異様に濃ゆかったりするんだけど、

じみ~な菌学の世界を、面白く、分かりやすく(これは??だが)紹介してる、ってことで、

博物館側のおめがねにもかなったのでしょう。

バクテリアみたいな細菌とか乳酸菌とかは、「菌」がついてても、

菌類じゃないということがわかったことが最大の収穫でした。(これで、正しいっすよね)

面白かったのは、会場のセッティング(掲示ボードとか台とか)に、

地球にやさしい段ボールが使われていたこと。そして

ところどころに、『もやしもん』の作者石川雅之氏が、落書きをしてるんですよね。

Photo_2

これを見つけるのが楽しいというか、病み付きになるというか。

場内、カメラがOKなんですけど、ところどころ立ち止まって妙なところを

パシャパシャやってる姿はアヤシイ。

たいがいは、オリゼーとか、ニガーとか、ヒオチとかかわいい菌たち。

なかに、たま~に人物がある。

Photo_3 ←どこにいるかわかるかな~。

一番の収穫はコレだと思う。

↓ジュゴン川浜。すごく見つけづらいところにあります。

Photo_5探す人は、周囲に迷惑がかからないように、

ヘンな人だと思われないように、気をつけてください。

実は自分も、随分アブナかったと思う……反省。

もやしもん―TALES OF AGRICULTURE (3) (イブニングKC (151))

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