夏休み映画~スカイ・クロラ~
夏休み映画第二弾!!は、
日テレアニメサマーでポニョの向こうを張っている
「スカイ・クロラ」。
なぜポニョじゃないかというと、
今のご時勢、ちょっと待てばDVDは出るし、ケーブルでもやるし、
ジブリ・アニメはそのうち日テレが飽きるほど放映してくれる。
だったら、なかなかテレビでやりそうにないものを
観ておこうと。それにポニョは、別に大画面でなくてもよさそうなので(笑)。
スカイ・クロラは一応空中戦がウリですから、ぜひ大画面で見ておきたかったんです。
さて、
押井ファンの間でも賛否両論、航空機マニアからは概して評判が悪い
「スカイ・クロラ」ですが。個人的には大当たりでした。
原作を読んでいないので、「ショーとしての戦争」において
空中戦を繰り広げる、永遠に大人にならない子どもたち
というコンセプトがちょっとわからなかったのですが、
いざ映画を観始めると、驚くほどすっと世界観に入っていけた。
また、あれほど凄惨な戦闘シーンがあるのに、
全体的に静謐な語りのアニメ、というのも珍しい。
だいたいメカ物、戦闘物アニメは
派手なBGMや効果音、キャラの絶叫がつき物だもんね。
(それはそれで嫌いではないが)
果てしない生と戦闘と死のループの中で、
「何かを変えられるまで、君は生きろ」と、ヒロインに訴える主人公が、
閉塞感漂う日本社会に生きる青少年の希望にも見え、
テーマも非常に分かりやすい。
恋愛物としてはちとクセがありますが、 詩的で繊細な描写は、
観ておいて損はないんじゃないかと思います。
それでも「わけわかんね」としても、
風吹きすさぶアイルランドの荒野、
重苦しく垂れ込めた灰色の空を、
つきぬけたところにある蒼天、
鈍い銀色に輝く海原の俯瞰図を楽しむだけでも、
良いのではないかと。
近いうちにもう一度、見に行こうと思っとります。
あ、飛行機、飛行機ねぇ。
プッシュタイプというのは、あまり格好の良いものではない。
飛行機だけをとれば、「紅の豚」とか「戦闘妖精雪風」、あるいは「パト2」のほうが
絶対カッコ良いんですけどね。
空中戦の恐怖を味わったのは、この映画が初めてですな。
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投稿: みんな の プロフィール | 2008年9月13日 (土) 21時15分